大阪地裁のコテコテ裁判傍聴ブログ

3年後の2009年に裁判員制度が実施されます。 そんな裁判員制度に備え、大阪地裁でのコテコテ裁判を日々傍聴しています。

おばあちゃん長生きしてや! 

傍聴No001
06-10-16 11:30〜 404号法廷 「判決」
裁判長 山崎 威
被告人 山根 けいこ(仮名)72歳

窃盗・有印私文書偽造・同行使・詐欺
法廷に入ってまず驚いたのは、裁判官(女)・検察官・弁護士(女)
の3人は、20代後半から30代前半と若い。
刑務官に連れられてきた被告人は、72歳で見た目も
おばあちゃん。
4つの罪名で起訴されていたのですが、詐欺については、
返せるあてもないのに知人女性3人に計6万円程度の
借金をし、詐欺罪で起訴。

窃盗・有印私文書偽造については、知人女性(84歳)
が入院している病院へ見舞いに行き、そこで知人の
鞄から郵便通帳を盗み、知人の代理人名で貯金を40万円
引き出して起訴。

判決は、懲役3年 執行猶予5年 未決期勾留間中の
250日をこの刑に算入する。
??250日も拘置所に入っていたのか・・・

この「判決言い渡し」だけを傍聴した私には、
何故250日もの間拘留されていたのか
わからなかったのですが、裁判官の説明で
謎が解けました。

おばあちゃんは、起訴事実をすべて否認していたのでした。

詐欺についは返すつもりで、普通に借金しただけ。

窃盗・有印私文書偽造については、入院している知人に
頼まれ郵便局で代わりに引き出しただけ。

おばあちゃんは無罪を主張していたのでしょうが、
判決は有罪。

最後に裁判官は、執行猶予についてわかりやすく
丁寧に説明していました。

法廷から出て行く時、おばあちゃんは孫のような裁判官に
向かって、大きな声で「ありがとうございました」と
お辞儀をし、女性裁判官は、おばあちゃんには目を合わさず、
照れるように、フゥ〜とため息をついて
天井を見上げていました。
[ 2006/10/16 22:37 ] 窃盗 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


tml>